竹林品質の維持管理

此の節では、竹林で獲れる筍や青竹/枯れ竹を原資に還元したい場合、其の還元効率を良くする例を紹介します。但し、良質の筍を出荷されてます農家様が運用される方法では無く、竹林の再荒廃化を防ぐ程度のレベルである事を御留意願います。本格的な筍畑等にに変える方法ではありませんが、災害発生を抑制した状態を保ち乍ら、其れ成りに自慢しても良い品質の収穫が得られる方法です。

〇 土壌管理 (一部、起稿待ち有り)

繰り返しに成りますが、良質の筍が沢山獲れるとか、立派な竹竿が毎年多く得られるとかの効果は狙ってません。竹林の土壌を改良して収穫の改善を狙う事は、荒廃整備活動では致しません。

但し、本格的に良い筍や良い竹竿をご自身の手で出荷してみたいと思われた方が居られ、我々の活動に興味を持たれてご連絡を頂いたら、何も答えられなければ大変失礼に成ります。ご関心を頂いたのに、残念な思いをさせては駄目ですので、少し勉強した事を紹介します。

なお、我々が持つチャネルの方々の情報提供サイトを以下にご紹介させて頂きます。其方のサイトの情報と周防大島ならではの情報を合わせて、竹林運営にお役に立てればと願ってます。

(紹介する筍農家さんのサイトへのリンク・・・掲載待ち)

周防大島に広がる竹林は、以前は蜜柑園だった所が多く有ります。蜜柑園だった頃は、積極的に土壌改良が行われたそうです。ですので、此の栄養豊富な土で育った筍は、とても美味いです。

〇 空間管理 (一部、起稿待ち有り)

竹林の空間管理は、陽射しと雨の取り込みを効率良く出来る様に管理する事です。其れは、青竹1本1本其々の間隔を調整する除伐を毎年行う事です。

良く言われますのは、筍畑として運用するなら、其々の竹の間隔は概ね2mで、5年生迄の竹で構成させる事だそうです。同じ年に生えた竹を2m×5年で10m間隔で残す訳です。まぁ、筍は4月に一気に片っ端から頭を出しますので、其れらを10m間隔で残すのは難しくは有りません。しかし、他の四年分の先輩の竹とは2m間隔を取りますので、まぁ面倒です。除伐する6年生の位置に、筍が上手く頭を出してくれれば良いのですが、なかなか云う事を聞いてはくれません。

まぁ、考え方に依っては楽しいと云えば、・・・楽しんで遣って行きましょう。

〇 獣害対策、チッパー道敷設 (一部、起稿待ち有り)

筍販売の品質を維持する場合、害獣による被害対策が必要に成ります。即ち、投資が発生します。

周防大島での害獣は、猪です。猿は居無いので判りませんが、筍を食べるの?
対策方法は、電柵、鉄柵、竹柵が主流で、一番お手軽で多く使用されてますのは、電柵です。

猪はとても賢くて、更に鼻が利きますので、もぅ2月位から竹林の至る所を穿り返し、未だ小さい白筍を貪ります。割とグルメだなぁと感心。日当たりの良い場所とかは、12月頃に耕されたりしてます。

電柵はなかなか怖い代物です。なんと1万vのパルス電圧が送られるのですから、嫌ですよね。洒落に成ら無い超ビリビリです。

電柵、鉄柵はメーカー品ですので、以下に商品紹介URLを載せますからご覧下さい。

(鉄柵、電柵のメーカーへのリンク・・・掲載待ち)