共用重機
此方では、メンバー各自が専用で所持・携帯する用具では無く、必要に応じて貸し出しを受けて使用します重機を紹介します。此の共用重機は活動には必要と考えてますので、敢えて紹介しております。
〇 チッパー/Zenoah SR3000-2
竹林整備で使う重機に、通称「チッパー(シュレッダー)」と云れる粉砕機が活躍します。此のページでも遠慮無く商品紹介サイトURLを掲載します。詳しくは以下のリンク先を参照願います。
以下ショットの当該機は、周防大島町が所有され、荒廃に立ち向かう戦車です。申し込めば無償で貸し出しして頂けます。但し、無償と云っても、利用者条件をクリアしないと貸出許可されません。
気に成るお値段は、まぁ個人では買う気はしないでしょうね、と云う事にします。
見ての通り、大きなお口をアングリと開けて、其処に竹を与えるととても大きな音でバリバリっと貪食し、細かく消化して上の白いグルっと曲がった煙突から消化物を勢い良く放出します。歯(刃)は、中央辺りに白い円形状のカバーが見えますが、其の中に有ります。約2m近い弾み車に蒲鉾板と同じ位の大きさの刃が2枚付けられていて、其れが竹を切り刻みます。到底、人力技では無理な事を轟音と共に熟して下さいます。此れ、作った方への称賛。
まぁ、此の爆&轟音ですので、聴覚に支障を来さ無い為に、橙色のヘルメットには防音用イヤーマフが付いてまして、必ず其れを着用して作業してます。
上の此のショットは斜め後ろからのチッパー様のお姿ですが、ほぼエンジンです。ディーゼルで、静かな竹林の中を凄い音を轟かせ乍ら、ユックリと威風堂々と練り動かれます。キャタピラなので、昔に作った陸自61式プラモのリモコン操作経験が役に立ちます。今の時代なら10式で時速70km/hなんでしょうが、静かな竹林ではトロトロ速度が似合ってます。♬速さの王様 には到底耐えられ無い速度は、信号の無い竹林内では充分。
チッパーが消化して其処ら中に撒き散らしたチップが此れ。竹林では、雑草が生えるのを抑止する為や土壌の保湿・保温等の目的で竹林の地面に敷く様に撒いてます。因みに、本格的に筍畑を運用される場合には、枯れ竹や除伐された青生竹は燃やされる事も有りますが、我々は荒廃竹林を整備する事が主眼ですので、筍は副次的なモノ。畑運用が目的では無いので、燃やす事は控えてます。
〇 油圧式ショベル/ミニバックホー_U-30
荒廃竹林は、竹で地表はズタズタにされてます。過去に有った里道は何処か判ら無く成り、法面は大概崩れてます。ですので、新たに道を敷設する必要が有ります。道と云っても、アスファルトの舗装道を敷く訳では無く、1.5m弱幅のチッパーが通せる道が出来れば良いです。また、掘削機/ユンボーが有れば竹林奥に小さな平地を作って、秘密基地を設ける事も出来ますね。
以下のショットは、地主さんが持って居られるクボタのミニバックホー U-30 です。例の如く、下記URLを参照下さい。
U-30-6/U-35-6 | ミニバックホー | 製品情報 | 株式会社クボタ:建設機械 (kubota.co.jp)
此のユンボーは、地主さんが中古で手に入れられたとの事で、クボタのWebサイトに載る最新版(第六世代)よりは何世代か前の旧型機です。古くても味が有って、力持ち、大活躍してます。
因みに、「掘削機・油圧式ショベル」を「ユンボー」って通称の如く呼んで仕舞いますが、或るメーカーの商品名です。商品名である「エレクトーン」を総称の様に呼ぶ事が昔は有りましたが、ガテン系の世界では其れが多く有ります。短く的確に伝えないとアカンので、そう成るのでしょうね。「ユンボー」然り、「チルホール」然り、「ユニック車」然り、詳しくは別の頁で。
〇 クローラ運搬車
獲った筍を現場から集果場へ搬送するのには、クローラ運搬車/トップカーが活躍します。以下サイトは、ヤンマー さんの商品紹介ですが、独断で代表に選ばさせて頂きました。
ダンプ機能有りの、リフト機能有りの、積載量多種有りの、いろいろな機種が有るんですね。農業用のコンテナがせめて4つx2段が載せれる位の荷台の大きさと力が有ると良いでしょうね。
農業用コンテナって?とお困りの方には、下記サイトを代表で紹介させて頂きます。
「あぁ、あれね。ひっくり返して椅子として使って、真ん中に体重載せたから底が割れて壊して仕舞うヤツね。」と、思い出した方は、役目以外の使い方はし無い様にしましょう。物を大切に、安くは有りませんので。
で、次のえっ?です。
クローラー(Crawler)って何?
キャタピラーの事・・・? ・・・えっ?、
「キャタピラー(Caterpillar)」って会社名なの!
えーっ、此れってユンボーの続き? キャタピラー然り!
あのCATに黄色い三角は、ブランドロゴだった。
でも、拙者が中二病の時(いつ?)、お年玉を貯めて、大枚を叩いてタミヤのタイガーⅠ型のプラモを買いましたが、組み立て説明書には・・・確か、キャタピラーと・・・。部品を1個ずつパチンぱちんと繋げて作ったあの無限軌道は、キャタピラーでは無かった、て事?
残りの人生は少ないが、未だ学ぶ事が多過ぎると痛感致しました。