獣、鳥、虺、蟲、草、木
周防大島の竹林で、まぁ頻繁にお目に掛る生き物達を紹介します。
先にお伝えしときますと、熊には出会った事は有りません。中四国地方は月の輪熊ですが、海を泳が無いのでしたっけ・・・。猿も見た事は無いですね。兎も見た事が無い。他には、野良犬も見た事が有りません。野良猫は見ましたね。
以下で紹介します生き物達は、アカデミックに説明はしません。拙者が出会った感想をお伝えします。小学生の冬休み日記みたいですが、御容赦下さい。
〇 猪
猪は、周防大島での一番厄介な獣です。整備して次の活動の原資と成る筍を盗み喰いしてくれます。此方としてはちょっと感情的に成って仕舞いまい、いやぁ~、仲良くは出来無いですね。なんでか? 荒廃竹林には猪でさえ入りません。偶蹄目(今は、鯨偶蹄目)の獣は、ツルツル滑る肌の竹が横に折り重なる荒廃竹林では、蹄ですので徘徊がし辛いのです。拙者の様に足が長くて、電動チェーンソーを手にする者でしたら、行く手を阻む枯れ竹を跨いだり、キーンッと刻んで払ったりして進みますけどね。蹄で滑って足を痛めたら、四つ足の獣はもぅ動け無いと聞きます。
荒廃整備した年の春の竹林は、猪の宴会場です。其処いら辺全てを掘り返して、贅沢な食べ方をした筍の残骸を散らかしてくれます。立派な白筍を掘って、一番美味しい処だけをちょこっと齧って、残りはプイっ。「ゲー! 何、此の食品ロス! お前らはSDGsを知らんのかっ!」と、拙者は空しく遠吠え。
其れに、縄張りを示す為に排泄物を其処ら中に置いていきます。黒くてデカい! えっ、💩の説明は要らない? 我が家のベルン君(誰?)だって、おトイレの場所は決めてますよ。躾の悪い猪は嫌いです。

でも、筍を狩って新たな竹を増やさ無い事は、整備した竹林が再び荒廃し無い様にする維持手段です。だから、荒廃竹林を整備する者の仲間と言え無くも無い。でも、やはり、あの巨体で好戦的な態度には、親しく成る気には成れません。
因みに、2018年には周防大島で2400頭の猪が駆除されたとの事です。
〇 雉

雉には割と頻繁に遭遇します。上に掲載した此のショットは、「さぁ~、竹を除伐しに行くぞぉー!」と竹林に向かっている里道で、「おろっ、雉!」と15m位先に見付けて撮りました。先方も「あっ、人間!」って、ちょっと緊張して静止しポーズを取ってくれました。
雉は周防大島で迷惑な事はして無いと思いますが、「おっ、スゲェ、雉じゃん。デカいなぁ。キレイだなぁ」と観察して仕舞います。但し、声がデカい! 竹林の周囲とかを調査で徘徊してますと、突然バサバサバサー、そして『ケーン、ケーン』と叫び乍らで去って行きます。恐らく、「何よぉっ!、隠れて寝てたのに! 驚かさ無いでよっ!」と捨て台詞だったのでしょうね。でも、「コッチが驚いたわいっ!」と謝る気にも成らず、拙者は逆ギレ。
〇 蚯蚓、山蛭、百足
大自然相手に戦っている事を痛感するのは、普通に巨大なヤツ(蟲)に遭遇する時です。

代表してシーボルトミミズ さんにご登場願いました。山の主の如く大きかったので敬称です。セメント舗装の里道が積もった落ち葉で滑るので、レーキで清掃してましたら、此の主がお出に成りました。此の蚯蚓は30cm以上は有りましたね。小学生の頃、ランドセルに刺していた竹の物差しより長い。「あっ、悪かったね」と茂みに戻してあげ様と摘まんだら、バシバシっと力強くクネクネして抵抗され、「おぉ、結構、力強いね。」と驚き。
他に地面を這う虫で巨大な主は、山蛭、百足、ハリガネムシ、・・・出会いの詳しい紹介は止めましょうね。認めてる拙者がムズ痒く成って来ました。見学で周防大島にお越し戴いた時にお話しさせて頂きます。
〇 雀蜂
今年(2021年)のGW明けに初めて遭遇しました。荒廃竹林整備は11月に入ってから始まり、5月上旬にはお仕舞にしてます。此の期間設定は、雀蜂を避ける事を兼ねてます。まぁ、夏は暑いですし、拙者の老体にはもぅ無理。
〇 蝮
拙者は蝮に遭遇した事は有りません。しかし、周防大島に蝮は居るそうです。荒廃竹林整備は11月に入ってから始まり、5月上旬にはお仕舞にしてますので、此の期間では蝮は寝ているのでしょうか。啓蟄はとっくに過ぎてますので、気を付ける様にはしてます。
〇 女郎蜘蛛、足高蜘蛛(イエ蜘蛛)
夏の竹林は虫だらけで、蠅や蚊はまぁ居ます。でも、虫除けスプレーとかを塗ってますと、奴らは遠慮してくれます。其れよりは、蜘蛛が煩わしいです。女郎蜘蛛は其処ら中に巣を張り、ど真ん中に鎮座。丁度、顔の高さ位に巣を張るので、気が付かずに進軍して、耳元で糸を切るパリパリパリと微かな音がしたら、「ウワァー!!!」とパニック。なので、夏季は暑いしぃ、ですので、此れも竹林には入ら無い言い訳のひとつです。
11月から荒廃竹林に入りますが、宿主の蜘蛛は隠れたか他界したかで巣には居ません。で、期初(11月)に初めて通る所は拙者携帯の30cmペグを振り回して、蜘蛛の巣を取り払いながら進軍します。冬季は蜘蛛が居無いので新たに巣を張られる事は無く、一度通った処は安心して縦横無尽に徘徊します。
足高蜘蛛も竹林に居ますが、たまに枯れ竹が腐った下とかに居たりします。拙者が竹林で遭遇したのは、此の3年間で1回だけでしたが、まぁ割と大きくて、お互いに驚いて固まったと云う場面でした。其れよりは、筍収穫期にコンテナを置いている倉庫で普通に見かけます。まぁ、田舎の木造建築物には普通に必ず居るヤツですから、大した話では無いですね。
〇 烏
カラス(烏)は普通に居ます。特に多いと言う訳でも無く、作業の邪魔をしてくれる訳でも有りません。
〇 鶯、繍眼児、四十雀
気持ちが暗く成る話が続きましたので、気持ちが明るく成るカワイイ小鳥達を紹介します。
鶯は当に梅の開花期に彼方此方で合唱してくれます。桜の花が終わっても大声で歌ってますけどね。縄張り意識が有って、強気で存在感を示します。竹林に向かう途中の里道で、直ぐ傍迄来て思いっ切り大声で「ホーーー、ホケッ、・・・」(最後のキョッを言わんのかい!) もぅ間近に来てくれるので、暫し観察。思うに、〝ホーホケキョ゛って鶯にとっては方言なのかも。人間様の考えで鳴き方の上手下手を決めちゃってますが、大きなお世話かなっと。周防大島での鶯の鳴き声を聞いていると、此れが自然なのかなと感じがします。
目白(繍眼児)や四十雀も遠慮無く近くに来てくれます、其れも時に大群で。皆んなで木々の枝を彼方に行ったり此方に来たりと賑やかで楽しそうです。じっと観察して仕舞います。
〇 熊蜂
先に雀蜂を数行で紹介しましたが、此処ではとてもカワイイ熊蜂さんを紹介します。周防大島には藤が多く、車で走ってますと季節に紫の花を屡々見かけます。熊蜂は藤の花粉が好物ですので、割と多く居るのでしょうね。以下のショットはネットで公開されているのを拝借させて頂きました(感謝)。

此の熊蜂さんはとても大人しいですので、「わっ、ハチだぁ!」ってパニックに成らないで下さい。夫婦で子育てし、オスは針を持たず、完全なベジタリアン。小鳥みたいですね。営巣しますので縄張り管理しないといけないから、此方を観察する為に妙に寄って来る。近眼なのかな?、真近まで挨拶に来ます。でも安心、挨拶だけですから、此方も観察して上げましょう。ずんぐりむっくりモコモコ、黄色いチョッキを着て可愛いです。
ちょっとお下品なお話に成りますが、荒廃竹林にはトイレは有りません。ですので、必要に応じて立ちxxx。或る日、荒廃竹林の片隅で崖下に向かって爽快にしてますと、ブーンと云う豪快な羽音が後ろから。はい、熊蜂さんが偵察に来られました。熊蜂さんが前に回って来て、「何してるの?」って感じでじっと此方を観乍ら、ホバーリング。「よぉ、今は取り込み中だから遠慮してくんない?」って言っても、ジーっと観察されてて、「まっ、いっかぁ」と此方は止まら無い。しかし、熊蜂さんは滝の出口の方に興味が湧いたのか、移動開始。「わっ!、其処、行くなっ!」 少し作業着が濡れまして・・・、お粗末様でした。
〇 漆
冬季を主に活動しますので、作業中での漆/カブレの被害は有りません。しかし、夏は気を付けましょう。葉が紅く成った漆の木が放つ毒気は、傍に近寄るだけでカブレる方が居られますので、手遅れに成ら無い様に。
〇 桜、椿
周防大島の春は至る所で花が咲き、綺麗です。様々な所に公園が有り、ボランティアの方が整備されますので、美しい桜の花をユッタリとした気持ちで楽しめます。また、公園で無くても、山の至る所に桜が植樹されていて、遠くの山々に桜の木がポツポツ見たりして景色を楽しめます。ただ、近年は黄砂の到来が多くて、スッキリした青空の日が少なくて残念です。
拙者も桜の木を植えたくて、以下の会から取り寄せて育ててます。
今は、華加賀美3株、舞姫3株を育ててます。
大きく育ったら桜に囲まれて花見が出来たらいいなと妄想してます。
〇 蕗
蕗や艶蕗が多く足元に繁殖してます。春に成りますと、蕗の柄を摘みにお母さん達が散策されている処に屡々出会います。

初冬には、艶蕗が黄色い花を咲かせます。里道に沿って群生していると、黄色い線の様で綺麗です。上のショットはちょっとしょぼいですが、竹林の周りの山を散策すると見事な場所を見付ける時が有ります。
因みに、拙者は京都市左京区の蓮華寺に訪れた時、塀に沿って群生する艶蕗が見事な黄色の帯を作っていたのが印象深かったです。紅葉を堪能して満足し、さあ帰ろうかと門を潜ると、両脇の足元に黄色い帯がお見送りで最後の感動。艶蕗の花は、真っ黄色で艶っツヤしてますので、陽射しを受けると輝いてました。そうですね、上を観て得た紅葉の記憶に、足元の黄色の花の記憶が上書きされた感じで、今、思い出せるのは艶蕗の花の黄色だけ。